6年ぶりのご来院両方の痛み
6年ぶりにいらしていただいた男性の両方の肩関節痛の方パターンです。遠方に住んでらっしゃるために近くの病院で治療を方にヒアルロン酸の注射を打ってもらっていましたが、痛みが取れず、夜に両肩が疼いて寝れないので、6年ぶりに当院にいらっしゃいました。(前回の痛みは右手のしびれがメインでした。)
検査をすると、両肩の力こぶの筋肉が腫れ上がっていて、肩を横から上げる動作をすると痛みが走り、ピッチャーがボールを投げるような動作で肩関節を前側や後ろ側に捻ると、顕著に痛みが出ます。
病院では五十肩と言う診断が出ているそうです。
本当の五十型の場合は肩関節を構成する筋肉に長年の物理的ストレスから慢性的な炎症が起こり、その傷を治す為に肩関節を固めて守ってしまう自己修復が入ってくるために無治療で自然治癒するのに約3年ほどかかると多くの世界的な論文でいわれています。この場合の治療の目的はいかに3年もかからず早く日常生活に負担をかけないレベルまで回復させてあげるか?になります。
そのことを説明しながら治療に入ってきました。
2回目
痛みの変化はなかったそうです。しかし、前回と痛むポイントが動いてきて筋肉の腫れが減少していました。これは体が少し変化した際にともいえます。
3回目
「だいぶ痛みが楽になった!」とおっしゃっていました。検査をすると初回と2回目に痛がってらっしゃった動作がスムーズに動くようになっていました。
肩関節は複雑な動きをするので、表面の筋肉と深層の筋肉のバランスが崩れると関節を構成する軸が狂ってしまい痛みがを出すことが多々あります。
来月にゴルフを行うご予定があるそうなので、そこで使っていただいて、時間をあけて再度チェックをさせていただき、痛みが再発しないければ様子を見ていただいても良いと思っております。
来月にゴルフを行うご予定があるそうなので、そこで使っていただいて、時間をあけて再度チェックをさせていただき、痛みが再発しないければ様子を見ていただいても良いと思っております。
肩関節は繊細な関節なのでお気をつけください。