疲労の蓄積からギックリ腰へ

先日にご家族の方からのご紹介でいらした患者様、お仕事が忙しく深夜に海外の取引先と連絡をリアルタイムで取り合う為に睡眠時間が不規則になっていたそうです。

「身体が疲れているなー」と自覚症状があったのですが無理してお仕事を続けていたところ、タクシーに乗り込もうとした時に腰がギクッとなったそうです。無理してお仕事には出ていたそうですが、痛めてから4日間経過しても痛みが変化する事なく、ご家族のご紹介で来られました。

動きの検査を行うと前かがみ、腰の後ろ反らしが大変いたそうでした。発生機序からして、本来は腰の骨のカーブはお腹側にカーブしているのに、タクシーに乗る為に前かがみになった際に腰に瞬間的に大きな負荷がかかり腰の筋肉や関節を痛めてしまったみたいです。

また、足の指を反らす筋力検査が少し弱いので腰椎ヘルニアになりかけている可能性もありました。いずれにしても忙しく、身体が疲労の状態で腰に掛かる負荷に耐えられなかった為に起こる症状でした。

身体は疲労の蓄積に耐えられなくなると痛みを出して休息をとるように自分の体に警告をします!

施術は身体の回復を高める為に、歪みを調整して自宅でできる腰の調整体操を指導させていただきました。3日後の来院時には「お陰さまで大分楽になりました!」と笑顔でおっしゃってました。 疲労大敵です!