車の乗り降りで痛めた首肩の痛み

自動車から降りただけなのに首が痛い!

先日、2年ぶりに来院された患者様、前回も首の痛みでしたが今回も首と肩を久しぶりに痛めてしまったそうです。元々内科疾患の影響で片足が悪く杖をついて歩かれていますが、今回は自動車から降りる為にドア付近の手すりを左手でつかまり力を入れて体重を支えてた際にまず左人差し指が痛くなり曲げられなくなったそうです。

しばらく様子をみていると段々と首と右肩が痛くなり自宅に来るマッサージの先生に施術をしていただいたが症状が残っている為に来院されました。

検査を進めると首は左右に回しにくく、右肩は痛くて万歳できません。首の神経を圧迫しているかを調べるテストだは陰性所見でした。

自分の筋力で痛めてしまう事も!

今回の痛みは自動車から降りる際に手をつかって自分の体重を支えた際に自分の筋肉の収縮力(自家筋力といいます。)で痛めてしまった肩、首の痛みのようです。

施術は炎症をおこしている患部は強く様らないで全身の循環を改善させました。翌日の施術では右肩の痛みは楽になっていましたが、首は左右に回しにくい運動制限がまだ残っていました。

身体は一番辛い痛みが取れてくると2番目に痛い痛みを感じやすくなります(専門用語でDNICといいます。)

今度は首を調整する施術を肩関節に抵抗をかけながら行いました、直後に動く範囲が改善され、患者さんご本人は若干のまだ違和感を感じてましたが、深追いはしないでようすをみて2日後に再度みさせていただきました。2日後の来院時は「大分痛みが楽になりました!」と喜ばれていました。

ある程度痛みが改善したら施術は深追いしないで様子をみると患者様の治癒力で回復するケースもあります!