神経ブロックが効かなかった腰痛  その1

ここ最近、ひどい腰痛や坐骨神経痛で病院でブロック注射をしても痛みがとれなかった方達を何例が経験しましたので、ご紹介します。

神経ブロック注射とは?

神経ブロック注射とは、例えば痛みが発生した場合に痛みを起こしている場所周辺に炎症が発生します、炎症自体は身体を治す為に起きる反応ののですが、とにかく痛みが強くなるので、炎症をおこしている神経周辺(硬膜の中や硬膜の外)周辺に強烈な炎症止めであるステロイドや麻酔などを使い炎症を鎮める=痛みを寛解させる方法です。 炎症が強い時、痛みが強い時は有効な手段だとおもいます

神経ブロックが効かない! 腰痛、坐骨神経痛

中には神経ブロック注射をしても痛みが変化しない方がご紹介やインターネットなどで当院を探して見える事もあります。
ケース1  60代 男性 腰椎脊柱管狭窄症 の診断

2ヶ月前から右足が痛くなり病院で腰部脊柱管狭窄症の診断を受け、神経ブロックを三回おこなったが、痛み変化せず、20メートルも続けて歩けない症状で来院、身体の評価をするととにかく固いので、柔軟性の低下が腰部脊柱管の狭さ(狭窄)をひどくさせている可能性があり、発生から2ヶ月以上が立ち急性期も過ぎているので、整体の施術とご本人のタイプにあった脊柱管を広げる体操をご指導させていただきました。

その場で歩行が楽に!

施術→運動療法と行い、治療院の中を歩行してもらうと、ご本人曰く「さっきより全然楽です!」との事でした。当院に来るのもやっと歩いてきて、施術前に歩行検査した時も辛そうでした。 施術→運動療法後の歩行は明らかに施術前と比べて早く歩け、身体も真っ直ぐに起こせ良い感じでした。
2回施術した後にお仕事の関係で遠方に越されたのですが、その後のお電話で「痛みがピーク時の半分以下になりました!」との事でした。

まとめ

神経ブロック注射は適応の合ってる方には非常に素晴らしい効果を出し、その恩恵を受けている方も多い痛みに困っている方には価値のある治療だとおもいます。ただその痛みの出た患者様側にある背景(このケースの方の場合は身体の柔軟芹の低下)をつぶしていかないとその効果が発揮できないケースもあるのではないか? とおもわれます。

「神経ブロック注射をしても痛みが変化しない!」と思われている方は、一度当院にご相談下さい。