足甲の骨折後の腫れ
7月に転倒し、小指の骨の骨折をして整形外科で1ヶ月ほどギプス固定をしていた患者様。
「ギプスを取って1ヶ月たっても歩行後の足の腫れと痛みが取れない。」との事で知り合いからのご紹介でご来院していただきました。
足を観察してみるとギプスを外して1ヶ月以上たっているのに、良いほうの足(右足)と比べて痛む足(左足)がくるぶしが腫れて、熱を持っていました。
アメリカの研究によると、外傷後はギプス固定で患部が圧迫され続けて、筋肉や筋膜の滑りが悪くなり腫れや痛みが中々取れない事があります。
筋膜の癒着が起きて血流が悪くなってしまうそうです。
施術は筋膜の癒着をとりながら、身体全体の歪みを改善させて様子を見ていただきました。
施術3日後に再来院していただきました。
3日前と比べて左足首の晴れが減少し熱感も無くなり、歩きやすくなったそうです。
外傷固定後の痛みや晴れは電気やマッサージだけでは改善しないので、全身的なバランス調整が有効な事が多いです。