腰椎分離症の患者様

7年前の腰椎すべり症の再発?

2ヶ月ほどまえに重い荷物の持ち運びを行い腰を痛め、病院のレントゲン検査で「腰椎すべり症」と診断を受けた患者様、2ヶ月たっても腰からお尻の痛みがとりきれなく、立ちしゃがみが辛いとの事でホームページをみてご来院されました。7年前にも腰を痛めておりこの時も「腰椎すべり症」と診断されていて、今回の痛みはその再発であるとの説明を受けていたそうです。

施術をさせていただくと、背部の筋肉が緊張がすごく、感覚が鈍くなっていました。これは「防御反射」といい身体を固めて自の守る反応になります。

痛みのせいで身体か固まってしまうと?

痛みはあるのに痛い場所がわからない状態」が初診の方にはよくあります。検査を進めながらお体を触っていると少しずつ血行がよくなり防御反射が改善され施術ポイントがはっきり表に表れてきます。
この状態になると患者さんは痛みの原因になっているポイントをさわられると「そこ! そこです!」という感覚がでてきます。

腰、お尻からモモの裏側までの症状に関与しているとおもわれる筋肉を調整した後に身体全体のバランスを整える施術をしてみました。

2回目(5日後)に痛みの為に曲がっていた腰もまっすぐになり、立ちしゃがみの辛さも楽になってきたそうです。あと数回の施術が必要になると思われますが、2ヶ月間痛かった腰下肢痛が楽になってきて良かったです。

レントゲン上は腰椎滑り症との診断がついていますが、腰、足を覆っている筋肉のせいで痛みがだている患者様が大変多くみられます。
このような方は経験上、早期に症状が改善するケースが多いです。