慢性腰痛でお悩みだった  mさん の場合

今まで、全然腰痛はなかったのに、ある日突然腰痛になられる方もいらっしゃいます。 今回ご紹介するMさん(女性40代)の方もそのケースえす。 ご自宅で飼っている金魚の水槽の水を交換しようと中腰で水槽を持ち上げた瞬間に腰に「がくっ!」という感覚が襲ってきたそうです。通常はこのままギックリ腰になって寝込んだりするものですが、Mさんのケースは大丈夫だったそうです。でも腰が常に思い状態が続き近所の整骨院に通ったそうです。  そちらの先生のお話では「腰の冷えとかの影響ではないですか?」とのご説明が」あったそうです。 何回か通われたそうですが、変化が無く、発症後3ヶ月して当院をインターネットで検索してご来院されました。 

初回の状態はギックリ腰ではないけれども、腰が思いたくしっかり伸ばせない感じで、座ってお話する感じも辛そうで、おじぎの動作が辛いとの事でした。生活スタイルをお聞きするとお仕事で自動車で移動される事が多く、小さなお子さんも同伴で帰りの自動車の中では車中の後部座席でMさんのお膝の上にお子さんを抱っこして変えるそうです。

ここにMさんの腰痛が治りにくかったヒントがあります、通常、自動車の後部座席で抱っこをする姿勢を横から見ると。背中が丸くなります、この姿は最初にMさんが水の入った水槽を持ち上げた際に腰を痛めた中腰の姿に似ていて、背骨の生理的なカーブを乱す姿勢になりますそして背骨周辺の筋肉や靭帯、椎間板というクッションの役割をする組織たちに負担をかけて腰痛を慢性化させていきます。 Mさんには施術を行いながら、何が「負担がかかる姿勢、どうすれば負担化から無い姿勢」をご指導させていただきました。

施術を開始してから4回目位から「少し楽になってきました・・」のいうお言葉がでるようになってきて腰痛ベルトをしていないと痛くてすごせなかった状態も無くなり、快適に過ごせる時間が増えてきたそうです。

いままで腰痛のご経験が無い方が腰痛になると「何が腰に悪くて、何が腰に良いか?」という基準が解らないので、知らず知らずに越しに負担をかけてしまい、結果として腰痛が良くならない方が時々おみえになります。

施術する側にも「この方の治りにくくしている要素はなにか?」を意識した問診が重要になります。