梅ヶ丘駅みなみ整体院の全身の見方  肩の痛みの原因が足?

先日、奥様のご紹介でいらした方の症例報告です、主訴は「左肩から左腕が痛い」そうで。いつも痛いのではなく、時々気になるそうです、デスクワークが多く、時々力仕事もするそうです。以前は単身赴任うをしていて定期的に施術をしていたそうなのですが、東京に帰ってきてからは定期的な施術はされてないそうです。

過去の怪我などの既往歴をおききすると、20年ほどまえに今回症状が出ているのと同じ側の左のアキレス腱を断裂して手術しているそうです。
全体的な身体の検査の前に腕の痛みやシビレが頚椎で神経が圧迫されていて発生する事が多いので、頚椎へのテストをしてみましたが陰性でした、また喉や胸の筋肉の緊張から症状が出る事も多いのでその検査もしましたが陰性でした、肩周囲やわき腹の筋肉を検査すると「そっ それです!」という患者様の反応がありました。通常筋肉や筋膜が循環障害を起こして症状が起きている場合い、その原因になっている筋肉のポイントを押すと 「それっ! それっ!」という反応が起きます。(これを認知覚といいます。) 

局部的に起きている現象としては肩や腕、わき腹の筋肉に筋筋膜の過敏点が発生しているようでした、次に全体鉄器に症状を見てみました。
骨盤の高さの違いや、肩の高さの違いが認められます。 歩行を観察すると、ある特徴が見えてきました。通常は歩行の際に左右の手をほぼ筋頭に振るのですが、この方は症状のある左手ばかりを大きく振る癖があります。 先ほどのアキレス腱断裂→オペの流れと関係ありそうでした。

足の評価をするとアキレス腱断裂の影響による足首の硬さはおもった程なく、正常でした。更に検査すると足の甲の関節が柔らかいんです。これが肩にどう影響をだすのか?というと、通常ある事気は足が地面を蹴ります。その時に足の甲の関節が適度な硬さがあると地面を梃子を使ってけれますが、柔らかすぎると関節が上手く地面を蹴れないで体を前方に送れないので上半身にある腕を大きく振った反動で前進しようとします。

全身の調整をした後に再度、歩行の評価をしたら、まだ左手を大きく振っていたので、足のコントロールをしました、再度歩行評価すると腕の振りが比較的左右対称に近づいたので、初回の施術を終了しました。 このように歩行の癖で上半身に影響を出すケースも時々みられます。

身体は繋がっているのです。